2015年10月26日月曜日

吊るし柿

 ベランダの吊るし柿
アンポ柿のような吊るし柿

  結婚した当時、庭には柿の木があった。秋になるとたくさんの柿が出来たが、残念ながら渋柿ですぐには食べられなかった。それで吊るし柿にして食べていた。
 
  今月初め、山梨の果樹園の方から甘柿、渋柿などを送ってきてくれた。甘柿はそのまま食べているが、渋柿7個については昔を思い出して、皮をむいて、ベランダに吊るしていた。

  吊るしてから一週間経って、柔らかいアンポ柿のようになった。さっそく一個食べてみた。まことに甘い。昔を懐かしみながら、これからしばらく楽しめそうだ。

2015年10月23日金曜日

ボナ!つぶつぶ

 ボナ!つぶつぶ
玄関のカンバン
レストラン内部

 もちアワと5種キノコのフンギピザ
 アマランサスとヒラタケの和風パスタ
 
モチキビと5種キノコのクリームカルボナーラ
アワ粉のベイクドケーキ
ヒエ粉のパンナコッタ
 
  長女は今、銀座に本社がある会社で働いているが、いつも仕事が終われば銀ブラを楽しんでいるという。今夜、東京駅丸の内で開催されたBMW7シリーズ新モデル発表会に出かけ、催物終了後に長女と合流した。一緒に、椿山荘近く江戸川橋にあるイタリアンレストラン「ボナ!つぶつぶ」へ向かった。ちょうど20時に着いた。
 
  今日は金曜日のためか、レストランは満席であった。しかし、長女が事前に予約を入れておいたので入ることが出来た。ここも動物性食材、砂糖などを使わない料理で有名である。
 
  イタリアンであるので、ピザ、スパゲッティ、パスタを注文した。普通のイタリアンとまったく同じでおいしかった。デザートにはケーキとパンナコッタを食べたが、砂糖を使わず甘酒を使っており、きつい甘さではなく優しい甘さであった。昨年ベルリンでたびたび訪れたイタリアンレストラン「Sfizy Veg」とまったく同じ味わいであった。(http://tsukubanite.blogspot.jp/2015_01_01_archive.html#6276501842148239815
 
  お腹いっぱいになり満足し、車も少なくなった都内の夜のドライブを楽しみながら東京の自宅に帰った。



2015年10月22日木曜日

東京スカイツリー

東京スカイツリー
すみだ水族館
350m展望デッキ
隅田川にかかる
蔵前橋、厩橋、駒形橋、吾妻橋、東武鉄道鉄橋
(遠方には丸の内、六本木、秋葉原、新宿、池袋の高層ビル)
隅田川にかかる言問橋と桜橋
隅田川にかかる白髭橋と荒川(上)
大横川親水公園 
(遠方には有明、台場、品川の高層ビル)
 猿江恩賜公園とオリナス錦糸町ビル(中央上)
 
  過去3度にわたって東京スカイツリーが建設される状況を記録に載せている。
 
  完成してすでに3年が過ぎたが、完成直後にスカイツリーの下にあるすみだ水族館には行っている。しかし、展望デッキへは大変な人出で登るのをあきらめていた。本日久しぶりにスカイツリーに出かけデッキからの眺望を楽しんだ。
 
  当日券を買うのに相変わらず長蛇の列で、1時間待ってようやくチケットを買うことが出来た。エレベーターで高さ350mのデッキへ。このエレベーターはすごく速い。50秒で到達した。晴れているが霞がかかり、遠くに見えるはずの富士山、筑波山などは見えず、東京都内だけの眺望であった。
 
  帰りは浅草寺まで歩き、雷門近くの蕎麦屋で食事し都バスで東京自宅に戻った。外国からの来訪者が多く、ますます海外の観光客が増えている感じである。 


2015年10月20日火曜日

マンション杭打ち偽装

 偽装問題の企業が入っているビル
(神保町三井ビル)
ビル全景
ビル入口
現役時代勤務していた企業が入っているビル
ビル全景(左端は霞ヶ関ビル)

  現役時代に関わっていたのは合成繊維業界である。日本では大手企業三社が常に競合して来ている。その一つの企業の子会社で杭打ち偽装の問題が出ている。大学卒業当時同級生二名がこの企業に就職している。当時はこの三社の中で売り上げが最も少ない企業であったが、その後トップの売り上げにまで成長した。

  これは事業の多角化に成功したことによる。化成品、医薬、そして住宅などの事業に拡大した。この住宅事業の中核子会社が今問題になっている企業である。住宅事業はこの企業の売上、利益に大きな比重を占めている。

  昨日、親会社社長、子会社社長などが出席して記者会見を実施、そのテレビ報道を見た。親会社社長は偽装の事実を認め、今後の補償などは責任を持って果たすと言明していた。しかし、杭打ち業務は、別の会社からの出向社員が実施しており、その詳細は対策委員会を立ち上げ調査するという。

  今回の親会社の社長は昨年社長になったばかり、しかも薬学博士で医薬事業出身であるという。10年も前の問題が今明らかになり、その責任を果たさなければならない。組織のトップとしては当然の話ではあるが、まことに不運としか言いようがない。先日の政治献金に対する裁判の結果では、部下は有罪になったが責任者である政治家は無罪ということになった。そのためか議員を辞職するなどの責任を取る動きは全くない。この例のように、政治家、官僚、公務員などのトップが部下の不祥事に対して責任を取ることはほとんどない。まったく対照的である。

  現役時代子会社のトップにいたとき、会社が利益を出すように運営することももちろんであるが、もっとも気にかけていたことは、火災、爆発、けが、死亡などの事故、それに不祥事を起こしてはならないということであった。任期中大過なく対応できて、退任の時にはホットした思い出がある。今回親会社社長と子会社社長の謝罪会見の光景を見て、運が悪いと同じような立場になっていたかもしれないと想像すると、今ぞっとする思いである。

  問題の企業に就職していた同級生二人もすでにリタイアしているが、今同じ気持ちではないかと思う。

2015年10月18日日曜日

穀菜レストラン 「りっつん」

りっつん
りっつん入口
りっつんの表示
 レストラン内
メインディッシュ
とうふのデコレーションケーキと紅茶 

  つくばに住んで8年になる。住みだしてすぐにエアコンの工事を依頼したが、その時昼食の準備が必要になりウエブで調べたのが「りっつん」であった。動物性、砂糖などの食材を使用しない料理を提供しているが、この時はテンペバーガーをテイクアウトした。

  これが穀菜だけのハンバーガーとは、電気屋さんも驚いていた。またその後もここで何回も食事しているが、工夫された料理でおいしく楽しんでいる。ケーキ類のデザートも砂糖を使っていなにもかかわらずイタリアンなどのデザートと変わりない。

  今日のお昼はこの「りっつん」でとることにした。毎週土日はホリデーメニューが準備されており、特別のコース料理となっている。これも毎回内容が変わる。ホリデーメニューを注文した。

  メインディシュは、高キビのハンバーグ、豆乳クリームシチュー、塩とうふとインゲン豆のサラダ、それに玄米ごはんである。デザートはいろいろある中から、とうふのデコレーションケーキに紅茶を選んだ。

  「りっつん」には13時過ぎに入ったが、お客さんは少なくゆっくりと食事タイムを楽しんだ。入る前までは満席であったという。目新しいメニューに出会うことが多く、次の機会も楽しみである。



2015年10月12日月曜日

東京合唱団

紀尾井ホール(東京合唱団演奏会)

  昨年から会社時代の同僚と男声カルテットを練習しているが(http://tsukubanite.blogspot.jp/2014_03_01_archive.html#2793711776545090187)その練習場所は神田近くの千代田区スポーツセンターである。そのためいつの間にか名前を神田カルテットと呼ぶようになった。この神田カルテットの一員がアマチュア合唱団である東京合唱団で活動している。大学卒業後もずっと続けており、現在は団長として活躍している。(https://www.youtube.com/watch?v=3WWsvvqO0jg

  60年も続いている演奏会ということで、本日午後から会場である東京四谷、上智大学隣の紀尾井ホールに出向いた。このホールの内部は、ドイツのコンツェルトハウスベルリン(http://tsukubanite.blogspot.jp/2015_01_01_archive.html#4220297548714760410)、ウィーンの楽友協会ホールに似た形状をしている。出演は混声合唱約90名とテノール、バスのソロ、それに管弦楽として東京KMG管弦楽団が加わっている。ソロ、管弦楽はプロの方である。

  演奏は、番場俊之作曲の「春の岬より」で始まった。この曲は三好達治の詩に東京合唱団60周年記念委嘱作品として作曲された。初演となったが、日本的な美しい合唱曲であった。続いてブラームスの「哀歌(Naenie)」であった。親友の死を悼んで、有名なシラーの詩に曲をつけたもの。

  最後はプッチーニの「グロリア・ミサ」である(https://www.youtube.com/watch?v=_nSYIJOK88o)。プッチーニといえば「蝶々夫人」、「トスカ」、「トゥーランドット」、「ラ・ボエーム」など今までもオペラで楽しんでいるが、このような宗教曲も作曲していることは初めて知った。オペラを書く以前の若い時の作品とのこと。宮崎駿の「崖の上のポニョ」の主題歌の出だし、ポニョポニョの旋律にそっくりの所もあった。(https://www.youtube.com/watch?v=yFMxa_v0YS4

  午後4時前には演奏会は終わった。体育の日でもあり、天気も良く、帰りは歩いて赤坂、桜田門、霞ヶ関、駿河台、御茶ノ水、東大を経由して東京の自宅にたどり着いた。音楽を楽しむとともに、いい運動の日にもなった。

2015年10月1日木曜日

クシガーデン

クシガーデン 
クシガーデンの表示
 ランチプレート
 オペラケーキと紅茶
 モンブランと穀物コーヒー
レストラン内部
 
  東京地方は秋になってぐずついた天気が続いていたが、ようやく雨も止み天候がよくなってきた。それで本日は皇居近くに出かけて昼食を外でとることにした。訪れたのはクシガーデンである。

  アメリカはマサチュセッツの山間部にある Kushi-Institute にはこの6月訪問し、昼食を味わっている。( http://tsukubanite.blogspot.jp/search?updated-max=2015-06-19T19:57:00%2B09:00&max-results=7 、6月15日Kushi-Institute ) この流れをくむレストランの一つが、東京竹橋にあるクシガーデンである。もともとこのレストランは毎日新聞ビルの中にもあったが、今はその近くの小さなビルの1階にもあった店に統合していた。

  動物性食材を一切使わず、砂糖も使用しないという、マクロビ料理である。メインはテンペ照り焼きで、ブロッコリー・キャベツなどの野菜サラダ、カボチャのあんかけ煮物、味噌汁、漬物、それに玄米ご飯であった。特にテンペ照り焼きは絶品であった。食後ケーキセットを取ったが、これも牛乳、チーズ、バター、砂糖を使用しないデザートである。全く普通のデザートと変わりなく美味であった。

  ちょうど昼時間で近くのビルに勤めている女性たちでほぼ満席であった。13時ころには皆さんの昼食が終わり席が空いたが、その後男性3人が入ってきて、仕事の打ち合わせをしつつ食事をしていた。おそらく13時には席が空くことを知って来ているのではないかと思う。このレストランは、11:30~16:00、平日だけの開店で、勤め人の人々で成り立っているようである。