2011年8月28日日曜日

我が畑のひまわり









     市場で売られるひまわりの実(ポーランドにて)

この夏、我が畑にはひまわりのみ植えた。種から苗を作りそれを畑に植え替え8月には立派に花が咲いた。ヨーロッパ時代ハンガリーをドライブしたとき走り続けてもどこまでもひまわり一面の畑を思い出す(ヨーロッパ駐在日記、1994年8月、グラーシュズッペ)。夏の暑いときの象徴の花である。

まもなく種が取れるが、これもポーランドをドライブしたときに大きな枯れたひまわりの実が売られていたのを思い出す(ヨーロッパ駐在日記、1996年8月、子犬のワルツ)。その種を食用にするのである。

この福島原発事故以来せっかくの自家栽培の野菜も食べる気にはならない。我が畑にはひまわりに続いてすでにコスモスの種を地下播きしたが雨が少なかったためか芽が出るか不明である。 いずれにしても家庭菜園も意味がなくなり、この秋をもって地主に畑を返すつもりである。もし西日本地域に住むことになればまた再開も考えたいと思う。

2011年8月12日金曜日

京都西山善峰寺



             遊龍の松

         善峰寺からの京都市内の眺め

この春には京都西山花の寺を訪問しているが、その近く南の西山麓にある善峰寺に赴いた。京都西地区の新しい住宅地を抜け田園風景の先、山に入り込んだところにある。子供のころ花の寺から西山のハイキングコースを歩きその終着がこの善峰寺であった。山から下ってくると有名な地に這う松、遊龍の松にたどり着き、そこからの京都南地区の風景を眺めて帰宅の途についたものである。

天然記念物である遊龍の松は健在であった。今ではこの境内は入場料を払わないと入れない。昔はハイキングの通り道なっており自由に出入りできていた。山門入り口には大きな駐車場が出来ておりこれも有料である。時代の流れだろう。

この寺は西国巡礼二十番札所の寺であり、今では車で来てお参りする人が多いのであろう。しかし、京都の他の寺院に比べて観光コースとしてはそれほど知られておらず、出会う人も数人で静かに過ごせるところである。若い女性が一人でお参りし、そのあとバス停で一人バスを待っている姿がこの清閑な場所の印象として残った。

2011年8月11日木曜日

尾道御調の茶話駄(さわだ)



茶話駄玄関

もりそば

サラダそば

  つくばに住みだしてからも茨城近辺のいろんな場所でそばを食しているが、一番は尾道御調の茶話駄(さわだ)と思う。広島は三原に在住時代からその美味しさに機会あるごとに訪れているが、今回夏休みのドライブの際に立ち寄った。

  茶話駄は尾道山間部にある町、御調町の小さな山の麓にあり、その場所からは川沿いの小さな盆地が望める。春にはその玄関前の桜が花を添える。営んでいる老夫婦が暖かく迎えてくれた。

  いつものそば三昧をいただいた。もりそば、サラダそば、仕上げはそばがきぜんざいである。手打ち十割そば自体の味わいと共にそのそばつゆが美味しい。広島豊平達磨の高橋名人と同じような味わいであるが特にそばつゆにはこくがある。冬場はにしんそばもあり暖かいそばで食べたこともある。

  ご主人に、2年前に我が畑で栽培したそばがあるが殻をどうとるか思案している間に今に至っているとの話を持ち出した。即座に、殻を取るのは専門に任せないと出来ないとの回答。早速茨城近辺の専門業者を教えてくれた。コンタクしそば粉に仕上げそば作りを再度トライしたいと考えている。