東京芸術劇場玄関
建物内部
ホール入口
舞台
東京芸術劇場は池袋駅前にある。本日久しぶりに日本フィルハーモニーの演奏会を聴きに出かけた。日フィルの演奏は創設者である渡辺暁雄の指揮で小さい時からテレビでよく聴いていた。
毎年年末には第九交響曲を聴きに行っているが(http://tsukubanite.blogspot.jp/2010_12_01_archive.html#2228127435096163493、http://tsukubanite.blogspot.jp/2009_12_01_archive.html#2211460012625323063)、今回は東京芸術劇場でのサンデースペシャル演奏会である。指揮は渡辺暁雄の最後の弟子である藤岡幸夫(https://www.youtube.com/watch?v=lpHo4wwqSY8)で、ラフマニノフピアノ協奏曲3番(https://www.youtube.com/watch?v=f6vARZLkaSY)とグノーの聖チェチリア祝日のためのミサ・ソレムニス(https://www.youtube.com/watch?v=CZgV2eiEFv4)であった。
ラフマニノフピアノ協奏曲は特に2番が有名であるが、この3番も今までCDなどで馴染みのあるものである。続いてグノーの曲は、オーケストラにソプラノ、テノール、バリトンのソロ、加えて230名に及ぶ合唱が付いている。さらにはパイプオルガンが加わり、ホール中に荘厳な音と歌声が響き渡った。ヨーロッパの教会で聴くときと同じように久しぶりに本格的な宗教音楽を満喫した。
合唱団の一員に妻の友達もいたが、指揮者藤岡さんはその甥とのこと。叔母さんにとっては甥の指揮で歌えて、さぞかし嬉しい演奏会であったであろうと思う。