玄関廊下(左・引き戸、右・新しい棚)
新しい台所
長さ11mの空間
東京自宅マンションはすでに建てられて33年が過ぎた。金属製クローゼットドアが壊れたり、壁、扉が汚れたり、お風呂にカビが生えたり腐っているところもあり、かなり古びてきた。そこで昨年夏から Do it yourself でリノビールしてきた。最後に残っていた台所の更新を業者に頼みようやく完了した。まずは和室のふすまを張り替え、風呂場の腐っているところの修理をして塗装をし直した。クローゼット棚の代わりに新たに白い木製の棚を購入し入れ替えた。また東側洋間とダイニングリビングルームの間の壁を取り払い一部屋として長さ11mの大きな空間とした。東側洋間の入口扉は開き戸で使いにくいため引き戸に改造した。そして床の修理をして、柱、扉の色をすべて塗り直した。
最後に台所を入れ替えることにより、これで家が新しい装いになった。マンションは50年が寿命といわれている。あと20年ばかりとなる。それまでに大地震が来て住めなくなることもあり得る。とにかくマンションの建て替え、あるいは売却までの間、このままの状態で生活できるものと思う。
ところで台所工事中は東京自宅で立ち会ったが、世の中報道はオリンピックと偽作曲家の話題でいっぱいである。オリンピックは競技前マスコミはメダル確実との雰囲気づくりの報道ばかりあるが、終わってみると結果はメダルには程遠いケースが多いようである。今のマスコミの報道が日本標準であっても、世界標準ではないということではないかと思う。客観的な世界標準の目で見れば、競技前からメダルには程遠いということが分かっていることが多いようだ。
偽作曲家は詐欺師そのものであるが、その事実をきちっと調べずにそれを特番扱いしたり、特別演奏会を催したり、CDを発売したり、などマスコミなどの報道はますます信頼することが出来なくなっている。
スポーツ、芸術の場合、このような日本標準的報道はそれほど気にする必要もないかもしれないが、社会・政治・経済などの世界では大きな問題である。報道される日本の常識が世界の非常識になることが多い今日この頃である。
本日羽生選手が金メダルを取った。世界標準で事前評価を受けていた数少ない選手であった。さすが世界標準で報道されている人は、期待通りの成果を出して感動を与えてくれる。