デュッセルドルフ駅
動画 ICEからの風景(ベルリンへ)
ICEからの風景(フランクフルト空港近くアウトバーン3号)
ゲッティンゲン駅
フライブルグ駅
スイスの山並み
スイスの湖
イタリア北部マジョーレ湖
このたびはドイツ、スイス、イタリアを鉄道で旅している。デュッセルドルフからベルリン、ハンブルグ、フライブルグ、バーゼル、ベルン、ミラノ、モンツァ、チューリッヒ、コンスタンツ、ガルミッシュ・パルテンキルヘン、ローテンブルグ、フランクフルト、クレーフェ、ゲッティンゲンなど。
ドイツの新幹線ICEは主に在来軌道を走っているが、ケルンとフランクフルト空港の間はICE専用軌道が完成しており、時速300km以上で走っていた。特にこの区間はアウトバーン3号線と並行して走っているところが多く昔よく車で通りかかった風景も見ることもできた。
駐在時代にデュッセルドルフからミラノへは毎週のように出かけていた。ミラノとトリノの中間にあるピエモンテ地方ベリチェリに新工場を建設するプロジェクトの準備のためであった。
飛行機、あるいは車で出かけているが約800kmあり、日本ではちょうど東京と広島の距離に相当する。この距離は日本では車で10時間以上かかる。ドイツ国内は無制限速度のアウトバーンを使用することから8時間で行くことができた。
今回初めて鉄道でミラノに出向いた。行きは、バーゼル、ベルン経由、帰りはチューリッヒ経由コンスタンツ着であった。スイスの山並み、湖をゆっくり楽しみながらの旅となった。
ドイツに戻り再度ICEを利用したが、ICEがドイツ国内のほとんどの地区に普及していたことと、ローカル列車が昔と比べて一新され美しく様変わりしていたことが印象に残っている。
しかし、乗り継ぎに間に合うか列車の遅れにいらいらしながら、またデュッセルドルフに戻るヴィルツブルグからのICEは遅れるとともにいつ間にかフランクフルトで運行停止になり1時間後の次の列車まで待たされた。なぜなのかと駅員に聞いても Ich weiss nicht.(知らない)とそっけない態度で、腹立たしい思いもした。
当たり前と思っている日本の鉄道の正確さを認識することにもなったが、遅れが出ているくらいのアナウスのみでほとんど案内のないのも不親切と思う。日本の鉄道はしつこいほどアナウスがあり騒々しいのも問題と思うが。