市場で売られるひまわりの実(ポーランドにて)
この夏、我が畑にはひまわりのみ植えた。種から苗を作りそれを畑に植え替え8月には立派に花が咲いた。ヨーロッパ時代ハンガリーをドライブしたとき走り続けてもどこまでもひまわり一面の畑を思い出す(ヨーロッパ駐在日記、1994年8月、グラーシュズッペ)。夏の暑いときの象徴の花である。
まもなく種が取れるが、これもポーランドをドライブしたときに大きな枯れたひまわりの実が売られていたのを思い出す(ヨーロッパ駐在日記、1996年8月、子犬のワルツ)。その種を食用にするのである。
この福島原発事故以来せっかくの自家栽培の野菜も食べる気にはならない。我が畑にはひまわりに続いてすでにコスモスの種を地下播きしたが雨が少なかったためか芽が出るか不明である。 いずれにしても家庭菜園も意味がなくなり、この秋をもって地主に畑を返すつもりである。もし西日本地域に住むことになればまた再開も考えたいと思う。