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1980年代の後半、勤めていた会社では新しいスーパー繊維、パラアラミド繊維を企業化しその用途開発を積極的に進めていた。この高強力・ハイモジュラス繊維の用途にはハイテク産業分野のみならず一次産業向けの用途も探すべくその例として、海向けはマグロ延縄ロープ、山向けは野猿式ロープの開発をしていた。
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延縄ロープは軽量化による海中での挙動がうまく適合したのか、マグロが従来のポリエステルロープに比べてたくさん取れることが実証され世界的に普及するきっかけとなった。
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一方野猿式ロープについてであるが、これは木材伐採の際、山の頂上付近の木と麓の木にロープを固定しそのロープを使い切り出した材木を伐採地から麓までロープウエィのように運搬するものである。
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ロープ会社と共にその試作を何回も繰り返し、実際の現場での実験を実施した。その場所が会津高原の会津田島であった。ブナ原生林に入りロープのテストを実施。従来のスチール製では作業員がそのロープを肩に担いで山を登るのには限界があったが、軽量のパラアラミド繊維ロープは高齢者でも持ち運びが出来るとのことで好評であった。
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昨日、会津若松からこの会津田島に入った。この付近をドライブしたが、回りの山々はすかっり色が変わり紅葉である。その紅葉を楽しみながら会津高原を走り、タッボロッジに到着した。昨年の秋にも宿泊しているが、今回は近くの湯の花温泉でゆっくりとお湯につかり、その後有名なマクロビ料理を満喫した。
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本日も天気がよく、山々の紅葉を楽しみながら、お昼は那須のやはりマクロビ料理で有名な「こと葉」で食事し、夕方にはさらに宇都宮市のマクロビレストラン「キッチンカンナ」でお茶タイム、夜にはつくばに戻った。昨日の昼食も郡山近くの「銀河ほとり」でマクロビ料理としてナンとカレーを食べた。紅葉を楽しむと共にマクロビ料理三昧の2日間でもあった。